統括班

役割

私たちの班が果たした役割は2つありました。まず全体統括として全体の流れを見守り、タイムスケジュールや進捗状況を確認し、それを皆さんに伝えるという役割を担当しました。この役割では、一人ひとりの時間や労力を尊重しながら、全体の進行をスムーズに進めることを目指していました。
また、私たちが担ったもう1つの役割は相談役でした。これは、皆さんから出てきた意見が一致しない時や、困っている時に最後の意思決定を支える役割でした。ここでも全体のバランスと各個人の意見を尊重しつつ、最終的な意見をまとめることを目指しました。

これらの役割を果たす中で、私たちは常に全体の一員であることを忘れず、皆さん一人ひとりの意見を大切にし、全体を考えるという姿勢を持つことが重要だと感じました。

制作物

我々の役割は全体統括と相談役であったため、具体的な形のある成果物を作り出すというよりは、皆さんの活動を支える環境作りに尽力しました。
具体的には、全体の進行をスムーズに行うためのタイムスケジュールを作成しました。これにより、どの班も自身の作業を計画的に進められるようなフレームワークを作りました。
また、困りごとがあった時や意見がまとまらない時には、各々の立場を考慮し俯瞰した立場から、皆さんの活動をサポートに努めました。

これらの間接的な「作ったもの」こそが、我々の班が提供できた価値と感じております。

やってみて

私たちが統括を担当したこのプロジェクトには多くの苦労がありました。まず、情報管理の難しさ。スラックやスプレッドシートを活用しましたが、情報が散らばってしまい、一部を把握しきれずに困難を感じました。
次に、全体の進行を取りまとめる難しさ。やる気に満ちている人とそうでない人のバランスをどう取るか、全体周知をどうするか、自分の一言が決定事項となる不安といった問題もありました。また、各々の作業時間が異なる中で全体の進行を合わせることも困難でした。
そして、3日目のリハーサルでは台本や機材のトラブルが発生し、予定が通りに進まずに慌てることもありました。
また、思った通りに物事が進まない時、タイトル決定の難しさ、全体を引っ張る難しさといった問題も経験しました。しかし、製作物が上がってくるのを見ると、その苦労が報われる瞬間でもありました。そして、その感感慨深さは我々統括も「もっと頑張ろう!」と奮い立たせるきっかけとなりました。
また、タイトルを全員で決定したことで、1つの共通認識が班全体で形成されたことは、プロジェクトを進行する上で非常に大切な経験でした。

以上が、我々の班の役割、作成物、そして経験した苦労とその反省点についてのレポートとなります。

広報班

役割

私たち広報班の主な業務はイベントの周知、集客が主な業務でした。主にTwitterとFacebookといったSNSでの宣伝、Peatixや社会形成デザインとムサビ通信の更新、校友会へのメール作成、チラシの配布と掲示を行いました。その他には「シェアアトリエつなぐば」の方々に内容の確認や連絡、各SNSやホームページなどに必要な素材や画像を制作さんへ依頼もしくは撮影、記事やチラシの文面の作成を行いました。

制作物

・広報用の文章作成(ムサビ通信ホームページ、Twitter、Facebook、Peatix、チラシ、校友会メール)
・SNS掲載用写真、動画
・各メディアごとのビジュアル管理
・QRコード作成(ムサビ通信ホームページ、YouTube)
・ゲストスケジュール管理

やってみて

広報と一口にいってもやることはさまざまでした。
まず、SNS更新は毎日の投稿内容を考えて、そのための素材を集めないといけないです。見る人に興味を持ってもらえるよう考えることと、Twitterでは140字に収めるのが大変でした。
また、社会形成デザインのホームページ更新の方法が難しかったです。使ったことのない仕様だったため、先生に何度も更新方法を確認して頑張って更新していました。
それから、チラシを作るために何の情報が必要なのか、文章はどうするか、興味をひきつつシンプルにまとめるにはどうすればよいかを考えるのに悩みました。
スクーリングに来ているムサビ通信生にチラシを配るのですが、声をかけて案内するのはなかなか緊張します。チラシをもらう人には優しい人もいれば冷たい人もいるので、心を強く持つ必要があります。授業中の教室にも入ったりして、アピールするのは度胸が必要でした。
他にも、ムサビ通信ホームページや、校友会へのメール、YouTube概要などいろいろな場所で文章を入れる必要があるのですが、人の興味を惹く整った文章を考えるのは大変でした。

そして、学生とゲストさんの間に入り連絡の調整を行っていましたが、確認事項が多く漏れがないかとても心配でした。手書きのメモでどの班からの質問で、ゲストの誰から返事が来たのかをまとめていました。ゲストさんはすぐに確認して温かい返事をしてくださり、連絡担当としてはとても助かりました。

さまざまな方法で広報を行いましたが、実際にイベントを見てくれるのは一握りです。集客の難しさ、奥深さを学びました。

トークイベント企画班

役割

・イベント企画のゲストの共有
・台本作成
・香盤表作成
・テーマトーク質問表のとりまとめ
・進行スライド(アジェンダ)の作成・当日の進行

イベント企画は統括班を中心に全員でまとめたので、企画班はゲストとの共有ための企画書の作成をしています。
台本・香盤表は骨格案を作成し、MC担当者中心に最終版としています。
テーマトークは全員から質問を集めて企画班でまとめ、3つに分類して3つの扉の質問にまとめています。
当日の進行を視聴者に知らせるための進行スライドの案を作成しています。
制作当日はタイムキーパーと全体進行を担当しています。

制作物

「タイムスケジュールと台本」
タイムスケジュールと台本は、トークイベントの進行にあたって基礎となるもので、授業2日目にホワイトボードードで骨子を作成しました。ホワイトボードに書くことで、色々なチームの人から気軽に意見をもらえ、柔軟に作成することができたと感じました。

詳細なタイムスケジュールは台本・香盤で作成し、MCの詳細台本、画面切替用の指示台本などがそれぞれ派生して作成されていきました。

「ゲストへの質問シート」
トークイベント中にゲストへの話題のネタやパネルQA用に全生徒から募集しました。生徒のみなさんの熱意もすごく、100問ほどの質問が集まり、カテゴリ別の質問シートとして用意しました。

「ゲスト用台本」
トークイベント自体の台本をFIXすると共に、ご協力いただくゲストのみなさんへ、トークイベントの進行内容がわかるような簡易的な台本を作成し、事前にお送りしました。

苦労した点

企画のタイトルなど全体的な方向性を決めるのに時間がかかりました。そこから企画的なスケジュールや中身を作っていくのに意見が分かれたりなど決定するまでが大変でした。
平日など班内での情報共有や連携がうまくいかないことで意見が食い違ったり、MCさんへの受け渡しなどの連携部分や、企画の役割などやるべき仕事の把握が一番難しかったと思います。
目に見えるような出来上がり物を作るものではなく、当日が終わってみないと成功がわからない点が不安でいっぱいでした。全体的に俯瞰してつなぐばさんの魅力を視聴者のみなさんに伝えることができているか、進行上滞りはないか、足りないものはないか、不足事態は起こらないかなどが普段関わることがないような役割が苦労したと共に、とても勉強になりました。

動画制作班

役割

トークイベント内で使用する動画、アーカイブ用WEBレポート制作など

制作物

トークイベント内で使用するシェアアトリエつなぐばの紹介動画
ゲスト(松村美乃里さん、小嶋直さん、小林義崇さん)紹介動画
アーカイブ用WEBレポート
準備中の様子動画(SNS投稿)

やってみて

シェアアトリエつなぐばさんがお持ちの動画を再編集させていただきましたが、私たち学生がシェアアトリエつなぐばさんに初めて出会った時、ゲストインタビューを通して感じた、暮らしを楽しんでいる様子がオンライントークイベントの視聴者にも簡潔かつしっかりと伝わるよう意識しました。また、ゲストの紹介動画作成についても、これからご登場いただくゲストの温かな人柄や楽しげな雰囲気が伝わるようにしたい、という共通認識をチームメンバー全員が持って進めることができました。
アーカイブ用WEBレポートの作成は、ゲストへの事前インタビューでお聞きした内容を各ゲストごとにまとめました。貴重かつ面白いお話が盛りだくさんでしたので、作業を進めながら当日トークイベントを迎えるのがとても楽しみになりました。
SNSに投稿した準備中の様子をまとめた動画も、イベント当日中だけでなくチーム全体が準備に向け一段となっている様子がお届けできたと思います。
動画制作班は8名で作業を分担し、また分担しつつも全員が同じ方向性、完成イメージを持って進めることができたことで、スムーズかつ充実した制作物になったと思います。

制作班

役割

今回制作では、広報物と配信中に使われる素材として、「ロゴ」「ニードルフェルト」「イラスト」「宣伝用チラシ」「スライド」「OP/EDアニメーション」「制作風景ギャラリー」の制作を担当しました。
つなぐばさんの、ほっこりしたイメージをビジュアル化することでトークイベントのサポートができたらと心がけました。

制作物

・ロゴ
・ニードルフェルト
・イラスト
・宣伝用チラシ
・スライド
・OP/EDアニメーション
・制作風景ギャラリー

やってみて

「制作リーダー/宣伝用チラシ」
制作は各班との連携を密に要求される面が多く、リーダー業務と制作チームとして制作作業に専念する時間がなかなかとれず、苦労しましたが、自分が大好きなチラシのデザイン制作を楽しんで制作することができました。大人数で一つの企画を作り上げる工程は学園祭のような雰囲気で楽しかったです。

「ロゴ」
一筆書きでドアのロゴを考えるのが難しかったです。歪みのないドアを作って試行錯誤したものの、うまくいかなくて悩みました。歪んだ感じにしたところ手作り感が出て、結果良い仕上がりになったかなと思います。

「ニードルフェルト」
なにをしたらいいかなと考えて、今回のイベントのテーマに沿ったものを具現化できる形としてニードルフェルトを選択しました。フェルトの色を混ぜて理想の色に近づけるのが大変だったけど楽しかったです。

「イラスト」
背景のイメージイラストは、なかなかイラストをどのような方向性でいくか決められなかったのですが、Slackでメンバーにアドバイスをもらいながら、つなぐばさんの雰囲気が伝わるイラストを作れたかなと思います。

「OP/EDアニメーション」
みんなの作ったものを1つに集約させるため、アニメーションという形を選択しました。
アニメの制作はとても楽しく、自分のスキルアップにもつながったと感じています。ロゴとフェルトとイラスト、それぞれ違う素材の良さを生かしつつ、つなぐばさんの雰囲気を伝えるためにまとめるのが大変でした。